食欲をおさえる努力は惜しまないが他人にたいする無関心や冷淡さを矯正するのはあまり気がすすまない

ソシオパスかもしれなわたしにとって食欲をおさえるコントロールすることは意味がある。生活費が少なくて済む。そして食欲をおさえるということは適正体重を維持するということであり健康を維持するということにもなる。食欲をおさえることはソシオパス資質の矯正に効果があるのではないかとわたしは確信している。

いっぽうソシオパスは他人に対する共感がない。わたしは他人をねたんだりうらんだりばかりしてきた。正当な理由がある場合もあれな正当な理由がないのにねたんだりうらんだりすることもある。むしろ正当な理由がない場合にうらんだりねたんだりしていることのほうが多いかもしれない。若い学生のカップルがほほえみあっているのをみると憎悪がわきあがってくる。

そうだ。唐突に書いてしまうがわたしは性的に不感症である。マスターベーションでは射精できるが膣刺激による射精が困難だ。なにか病名のようなものがあったとおもうが。検索すれば見つかるだろうけれどこれを書くリズムというか勢いがなくなってしまうので調べずに「膣刺激ではイケない障害」にわたしが該当するという記述にとどめておく。手コキでも難しいときがある。わたしは素人童貞だ。おつきあした女性とセックスをしたことがない。風俗ばかりだ。デリヘルばかりだ。人妻ばかりだ。ゴム有りではとうてい膣の刺激程度ではイケなかった。ゴム無しでも数回おこなったがイキそうでイケなかった。わたしと相手の女のあいだに情愛がかよっていなかったせいかもしれないが。たんにわたしのマスターベーション歴が長いせいではないかと考えている。原因はわたしの陰茎における亀頭周辺部にもある。わたしは包茎手術をおこなっているので亀頭と竿の中間部分の性感帯を切除してしまっている。これが性不感症の最大の原因ではないかと考えている。もちろんオナニーマスターであるがゆえに強い握力によるマスターベーションの習慣がイキにくい体質になってしまったという一般的見解は知っている。亀頭下埋没式による包茎手術と強握力オナニーの合わせ技であることはほぼまちがいない。

ああ。わたしはこの話をだれにも打ち明けたことがない。十年以上もつきあいがある親友にも話したことがない。インターネット上でもそうだ。2ちゃんねる包茎手術経験者があつまるスレはROM専だった。現実生活で猥談をおこなうときもあえて包茎の話題をみずから持ちかけることはない。包茎のときに公衆浴場に行くのがいやだった。だからというわけでもないが包茎手術をしていわゆるズルムケになったのに包茎手術後然とした陰茎を他者から指摘されるのがイヤで結局は公衆浴場にはあまり近寄らない。

そもそも包茎ズルムケにかかわらずわたしのペニスは小さいのだ。通常時は5センチもない。じつは勃起時は14センチに届くか届かないかのサイズなのだがいつも勃起しているわけではない。いまでは公衆浴場にいくときなどはいわゆる半勃ちキープで浴場内を移動することを常としている。わたしのペニスはそのような有様なのだ。ひとつだけ優位性があるとすればいままでのデリヘル嬢たちの証言を総括するならばわたしのペニスは人様よりも一回りほど「太い」らしい。これはひとりのみならず複数の風俗嬢が口にしたものであり実際に彼女たちがわたしのペニスを口にするときかなり苦しそうにくわえるので「太い」ことは間違いないのではないかと感じている。わたしはわたしの包茎手術後然かつ通常時には短小のペニスをはじめて決して他人のまえで下半身をさらすことはないので人様のペニスサイズとわたしのを比べたことがない。だがそんなことをせずともわたしの通常時が短小であることはまちがいがないわけで恥ずかしいことにはかわりない。