これ以上いきていたくないと思いつつ食欲旺盛なきょう

ほんとうに死にたいと思っているのなら食欲はわかない。ものを食べたいと思わないはずだ。衰弱死するはずだがわたしのばあいは午前中にもうこれ以上生きたくないから食事を最小限にしようなどと考えていたくせに午後になれば中華まんを食べたいなどと言い出して実際に買って食べるのだから始末がおえない。これが反社会性パーソナリティー患者の実態だ。よーく見ておけ。けっきょく中華まんだけでは物足りなくて菓子パンとかぽとてチップスとかをインスタントコーヒーで欲望のおもむくままに胃へ流しこんだら案の定ぽんぽんぺいんになってる今現在。どうしようもない。こんな生活を毎日くりかえしているから貯金ができない借金が返せない税金も滞納する。すでに社会的生物として自立して生きるのうりょくすら欠いているのだからわたしは本当にどうしようもないし反社会性パーソナリティー障害のおそろしさがわかるというものだ。

そういえばきょう道すがら高校生らしきカップルが制服を着たまま並んで歩いていた。腕を組んでいなかったが肩寄せ合ってささやきあって寒空のもとを仲よく歩いていった。とつぜんの災難にわたしは目をそらそうかと思ったがこの場面で顔を伏せたらなおさらみじめになると思って顔を正面に向けたままけっしてまばたきを許さない気概でもってカップルとすれちがった。容姿を確認できなかったがセックスはしているだろう。くやしい。なんでわたしの青春時代にはあのような場面がなかったのか。あのような機会がなかったのか。天は不公平だ。公正ではない。暴動を起こしたいが天にツバをはけば滑稽な結末になるのは目に見えている。未成年とセックスがしたかった。わたしはいまだ未成年の女性とセックスをしたことがない。未成年の女性とセックスをするまでは死にたくない。もしも自殺せざるをえない境遇におちいったらどうにかして未成年とセックスをする算段を整えてから死ぬつもりだ。未成年とのセックスをするまでは生きる。